レッスン概要
- 時間：70分
- 目的：時間の概念を学び、Codey Rockyでカウントダウンタイマーを作成する
- 目標：ボタンを押すとカウントダウンが始まり、ゼロになったらメッセージを表示するプログラムを作成する
1. Codeyの悩み紹介（5分）
Codeyのストーリー
「こんにちは！ぼくは天気予報ができるようになったけど、もう一つやりたいことがあるんだ…。
ぼくが時間を測って、ゼロになったらメッセージを表示するカウントダウンタイマーを作れたら便利だと思うんだ。」
先生の問いかけ
「みんな、Codeyがカウントダウンタイマーを作れるようにプログラムしてみよう！」
2. ヒントを提示（10分）
- ヒント1：「ループブロック」を使ってカウントダウンを作れるよ！
- ヒント2：「変数」を使って、数字を減らしていこう。
- ヒント3：「LED画面」にカウントダウンの数字を表示しよう。
3. プログラムを一緒に作成（30分）
プログラムの目標
- Codey Rockyが10秒のカウントダウンをして、ゼロになったら「Time’s up!」と表示するプログラムを作成する。
コード例（カウントダウンタイマー）
ボタンAが押されたとき
→ 変数「カウント」を10に設定する
→ 繰り返し（カウントが0になるまで）
→ LEDに「カウント」を表示する
→ 1秒待つ
→ カウントを1減らす
→ LEDに「Time’s up!」を表示する
プログラムの説明
- **変数「カウント」**を設定して、カウントダウンの数字を管理する。
- ループブロックで、カウントが0になるまで繰り返す。
- LED画面に現在のカウントの数字を表示する。
4. ミッションの提示とコード（20分）
ミッション1：好きな秒数でカウントダウンを始めよう！
目標：変数「カウント」の値を自由に変更して、5秒や20秒などのカウントダウンを作成する。
コード例
ボタンAが押されたとき
→ 変数「カウント」を5に設定する
→ 繰り返し（カウントが0になるまで）
→ LEDに「カウント」を表示する
→ 1秒待つ
→ カウントを1減らす
→ LEDに「Time’s up!」を表示する
ミッション2：ゼロになったら音を鳴らそう！
目標：カウントダウンがゼロになったときに、音を鳴らすプログラムを作成する。
コード例
ボタンAが押されたとき
→ 変数「カウント」を10に設定する
→ 繰り返し（カウントが0になるまで）
→ LEDに「カウント」を表示する
→ 1秒待つ
→ カウントを1減らす
→ ビープ音を1秒鳴らす
→ LEDに「Time’s up!」を表示する
ミッション3：ゼロになるまでLEDを点滅させよう！
目標：カウントダウン中にLEDが点滅するようにするプログラムを作成する。
コード例
ボタンAが押されたとき
→ 変数「カウント」を10に設定する
→ 繰り返し（カウントが0になるまで）
→ LEDに「カウント」を表示する
→ ライトを点ける
→ 0.5秒待つ
→ ライトを消す
→ 0.5秒待つ
→ カウントを1減らす
→ LEDに「Time’s up!」を表示する
5. まとめと振り返り（5分）
先生の問いかけ
- 「カウントダウンタイマーはどんな場面で使えると思う？」
- 「変数を使うと、どんな便利なプログラムが作れるかな？」
先生からの一言
「Codeyが時間を測れるようになって、カウントダウンタイマーが作れたね！次回は、Codeyを使ってミニゲームを作ってみよう！」
次回の予告
「次回は、Codey Rockyで簡単なミニゲームを作るよ！」
このレッスンでは、生徒が変数とループ処理を活用したプログラムを学び、時間管理の重要性を楽しく体験できます！